エアロボマーカー取扱開始

現場での測量工数とデータ処理工数を大幅に削減

エアロセンス社製GNSS内蔵対空標識『エアロボマーカー』の取り扱いを開始しました。

1. GNSS衛星電波受信機内蔵の対空標識

ドローン写真測量における対空標識として使用できます。空撮しながら標定点を多点同時計測できるため、現場作業にかかる工数を削減できます。さらに、画像処理に最適化された独自デザインにより、画像からマーカーを自動検出し(※)、画像処理時間を大幅に短縮します

2. 設置して電源を入れるだけの、簡単操作

煩わしい初期設定や、専門知識は必要ありません。

3. GNSS測位精度約1cm

既知点と新点(観測点)2点のGNSS電波情報をつかって、基線長精度1cmの測位を実現(スタティック測位※)。これは、RTK測位をはじめとするGNSS測位の中でも最高精度の測位方式となります。

4. 測量機器としても利用可能

エアロボマーカー+エアロボクラウドは、国土地理院 基本測量機種台帳に2級GNSS測量機器として認可済みなので、純粋な測量機器としてお使いいただけます。
専用のアダプタにより、三脚+整準台に取り付けると、基準点をエアロボマーカーで計測することができます。(基本測量を含むすべての基準点測量に利用可能。公共測量準則に準拠した帳票が、エアロボクラウドより出力)

エアロボマーカー 仕様

サイズ外寸(全体)Φ350mm×37mm
外寸(本体)Φ240mm×30mm
重量本体(1機):474g
性能防塵防水等級:IP65
スタティック測位精度*:H:10mm+1ppm×D* RMS*、V:10mm+2ppm×D RMS
*測位精度:精度と信頼性は、マルチパスや周囲の障害物、GNSSの衛星配置、大気の状態などの変則的な諸条件によって異なる。
*D:基線長
*RMS:二乗平均平方根(英:root mean square)。観測値の偏差の指標。
環境基準RoHS対応
受信機基本仕様受信方法:GPS/QZSS L1 C/A,GLONASS L10F
更新レート:1Hz
電気的仕様内臓バッテリー:Ni-MH 1980mAh
動作時間:連続6~7時間
充電時間:5時間(USB経由、1A)
データ保存用メモリ:8GB(1回1時間計測として2400回計測可能)
動作温度:-10~50℃(通常動作時)、5~45℃(充電時)
保管温度:-15~60℃
インターフェースUSB2.0 TypeB(充電、データダウンロード用)
Bluetooth 4.0(BLT)
シンプルUI3ボタン/6LEDのシンプルな操作系で、本体のみで動作可能
Bluetoothで、スマートフォン・タブレットとの通信も可能

その他ドローン等のエアロセンス社製品も取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。